■馬券の予想方法
馬券で少しでも好結果を出すためには、狙い馬を選び出す予想能力と
どのように馬券を購入するかの馬券技術の2つをもつ必要があります。これは車の両輪のようなもので、どちらかが欠けていてもいけません。大概の人は狙い馬を選び出す予想に90%以上の労力を傾けているのではないでしょうか。そういうこともあって、これまでは前途、後者の馬券技術の重要性を訴え、主に書いてきました。しかし、馬券技術は文字どおり技術論にすぎず、補助的に使うものです。前提条件として、確固とした予想能力(方法)をもっていることは絶対必要です。もちろん、こちらの方がミソであることは言うまでもありません。予想方法というのは十人十色、千差万別であって、一概にこうすべきだとは言えないし、言うべきではないと思います。その人の能力を限定しかねないし、とにかく競馬というのは複雑なのです。ただ、予想する上で留意しなければいけないポイントはあるかもしれません。予想方法として、あらゆるファクター、情報から総合的に考えて判断する方法が、理想的で最良の予想方法だと考えている人は多いかもしれません。そう教えられることは多いですし、確かに王道の予想方法と言えます。しかし、あまりにも自由度が大きいので注意しなければいけないことは多いです。考えられることの全てを吟味すること自体は、もちろん悪いことではありません。しかし、そのファクターがどの程度、結果に影響を及ぼすかを常に頭において、取捨選択をしていかなければなりません。単に一つのファクター(騎手が悪いから、距離実績がないからとか)に不安があるからといって切ってしまうのは危険です。全く影響がないかもしれないのです。この方法だと、あらゆる条件が合致したような馬を狙おうとすることになります。その結果、常識的な馬券ばかりになり、全く儲からないという事態に陥ります。言い換えると、穴馬が買えなくなる可能性が出てくるということです。というのも穴馬は大概、何らかの不安を抱えていることが多いからです。トータル収支を
大きくプラスに保つためには穴馬券を当てることが不可欠です。そういった穴馬券をとるためにも、どこかのファクターに重きを置いて賭けるようなことも必要なことでしょう。つまり、レース結果に大きく影響するようなファクターをピックアップして、それを重視して最終的に結論を出すスタンスも持っておいた方が良いかもしれません。もう一つ、対照的な予想方法として、1つ(またはいくつか)のファクターに的を絞って可能性の高いときに狙う方法があります。ちなみに私はこちらの方法と言えます。この方法は、あまり迷わなくてすみますが、致命的な要素があるにもかかわらず、気が付かない事態が起きる恐れがあります。したがって、狙う馬が決まっても色々な点に目配せする必要はあるでしょう。結局、どちらの予想方法でもバランスの違いだけですね。どんな予想方法でも構いませんが、人と同じようなことをやっていては勝てないわけです。そのためには自分自身で考え、しかも論理的な予想方法を一歩一歩築き上げていくしかないですね。
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